インターネット広告で顕在層向けのターゲティングを配信していると、次の打つ手に困ってしまったことはないでしょうか。

例えば、検索連動型広告(リスティング広告)やディスプレイ広告のリマーケティング配信などは顕在層の刈り取りに強いとされています。しかし、顕在層の刈り取りに強い広告媒体だけを配信していると、新規の潜在顧客へのアプローチが不足してしまい、結果的に全体のマーケティング効果が伸び悩んでしまうことがあります。そのような時、次の施策には何をすればよいのでしょうか。

マーケティング効果が伸び悩んでしまった時に、取るべき手段の一つが、
潜在顧客である新規ユーザーの呼び込みです。

そして、潜在顧客である新規ユーザーの呼び込みに有効な広告配信手法の一つが、このフェイスブック広告の類似オーディエンスの拡張機能です。(Lookalike Audiencesと呼ばれていることもあります)

特にフェイスブック広告では、他の広告媒体に比べ高い精度のターゲティング機能があります。フェイスブック広告の類似オーディエンスへの拡張機能を使うことにより、コンバージョン数を拡大しながら、まだブランドを知らない新規のユーザーに効率的にアプローチすることが出来るのです。

「広告配信はリマーケティングだけで良いのだろうか・・・」
「新規のユーザーも増やしたいがどうすれば良いか分からない・・・」
「まだブランドを知らない潜在顧客にも認知拡大していきたい・・・」

こんな風に悩まれている方は、是非、フェイスブック広告の類似オーディエンス配信を検討してみてください。このコラムではフェイスブック広告の類似オーディエンスがどのように優れていて、どう活用していくのかをまとめています。ぜひ参考にしていただければと思います。

【目次】

  1. 類似オーディエンス配信とは
  2. Facebook広告がユーザーターゲティングに優れているわけ
  3. ソースオーディエンスとは
  4. まとめ

①類似オーディエンス配信とは

類似オーディエンス配信とは、ある特定のセグメントのユーザーを分析して、その行動パターンが似ているユーザーを集めて別のセグメントを形成し、その類似したユーザーのセグメントに対して広告を配信する機能になります。

類似オーディエンスの作成では通常、ユーザーの性別や年齢といった属性データのほか、どのようなウェブサイトを見ているのかといったブラウザの遷移パターン(行動履歴)からユーザーの興味関心を割り出して、類似しているユーザーを見つけていきます。

つまり、類似オーディエンス配信では基となるユーザーの確かなユーザーデータと、配信対象となる類似ユーザーの確かなユーザーデータ、そしてそれらをつなぎ合わせる配信機能が要となってきます。

②Facebook広告がユーザーターゲティングに優れているわけ

フェイスブック広告が類似オーディエンス配信に優れているわけは、その基となっているターゲティング機能が優れていることによります。そもそも、フェイスブック広告がターゲティングに強いのは、Facebookが自発的なコミュニケーションをするSNSツールであるからです。ユーザー自身が登録したユーザー個人の情報のほか、ユーザー自身が押した「いいね!」や、リンク先のウェブサイトへの遷移など、自発的に起こしたアクションをもとにユーザーを分析できるため、そのターゲティング精度は他の媒体と比べて高くなります。

このことは、他のディスプレイ広告やDSP媒体の多くが、ブラウザの遷移情報をもとに、ユーザーの分析をしているところと大きく異なります。

⇒Facebook広告のターゲティング機能についてもっと詳しく知りたい方はコチラを参照ください
Facebook広告のターゲット設定とセグメント

フェイスブック広告の類似オーディエンス配信でも同様に、基となるユーザー個人の情報から、年齢、性別、地域などの属性データを分析し、さらにそのユーザーが、どのようなFacebookページに「いいね!」や「コメント」をしているか、どのような広告をクリックしているかなどを分析して、同様の属性データや行動パターンを持っている類似ユーザーを見つけ出しています。

このように、フェイスブック広告の類似オーディエンス配信では、基となるユーザーのデータと、配信対象となる類似ユーザーのユーザーデータの双方で、自発的な登録やアクションに基づく確かなデータを活用することが出来るのです。

その為、他の媒体の類似オーディエンス配信機能に比べ、効果的にリーチを拡張することが出来るといえるのです。

③ソースオーディエンスとは

類似オーディエンス配信をするためには、類似ユーザーのリストを作成する必要がありますが、そのためには、その基となるオーディエンスが必要になります。この、基となるオーディエンスのことをソースオーディエンスと呼んでいます。

ソースオーディエンスには

  • カスタムオーディエンス
  • facebookページに「いいね!」をしたユーザー

等を使用することが出来ます。

また、フェイスブック広告では類似オーディエンスの精度としてリストのサイズを調整することが可能です。これは10段階で表されていて、1がもっとも類似ユーザーの拡張性が少なく、10が最も拡張性が高いものとなります。拡張性が高く、リストのサイズが大きいということは、それでけ、ソースオーディエンスとの類似性が低くなるということですので、拡張したい度合いによってこのリストのサイズを調整する必要があります。

ソースオーディエンスには最低限100人のデータが必要となります。例えば、カスタムオーディエンスを利用してコンバージョン完了ユーザーの類似オーディエンスを作成しようとした場合、コンバージョンしたユーザーの数が少ないと、ソースオーディエンスに必要なデータ数を確保できないため、類似オーディエンスを作成できない場合がありますので注意が必要です。

ソースオーディエンスから新しい類似オーディエンスを作成したら、そのオーディエンスをターゲティングしたい広告セットに紐づけて、広告の配信準備の完了となります。

④まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はフェイスブック広告の類似オーディエンスについてまとめさせていただきました。類似オーディエンスへの拡張配信をすることで、既存顧客から得られたマーケティングデータを有効に活用して、新規顧客へアプローチすることが出来ます。

特に、フェイスブック広告は、そのターゲティングの精度が高いことが特徴の広告媒体になります。フェイスブック広告の類似オーディエンス配信は、まだサービスやブランドを知らない、でも、既存顧客との共通点が多いという、有望な見込み客へのアプローチ手段となるはずです。

まだ、類似オーディエンス配信を試したことがないという方は、ぜひ一度試してみてください。きっと新たな発見が見つかるかと思います。

それでも、ウェブマーケティングの施策に行き詰ってしまった場合は、お気軽にご相談いただければと思います。