ディスプレイ広告を配信したいのだけど、できるだけ、効率的に認知拡大を狙っていきたいと考えているなら、まずはサーチターゲティングを試してみるのがいかがではないでしょうか。

「検索連動型広告(リスティング広告)のみだと配信量が限られてしまう・・・」
「リピーター以外の新規ユーザーに効果的なターゲティングをしたい・・・」
「リマーケティング広告以外だと、無制限に配信が拡張されてしまいそうで不安・・・」

こんな風に悩まれている方は是非、サーチターゲティングという配信メニューを試してみてください。

サーチターゲティングを活用することで、新規のユーザーに対してでも、効率的にディスプレイ広告の配信をすることが出来ます。

【目次】

  1. サーチターゲティングとは
  2. 検索連動型広告(リスティング広告)との違い
  3. サーチターゲティングで注意すべき点
  4. サーチターゲティングを上手に運用してくために
  5. まとめ

①サーチターゲティングとは

サーチターゲティングとはYahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)の配信メニューで、ユーザーが、Yahoo!の検索機能を用いて過去に検索した検索語句をもとに、ターゲティングが出来る配信メニューになります。

広告に関連したキーワードを過去に検索したユーザーのみに限定して広告配信することで、広告の費用対効果を高めることが出来ます。

ディスプレイ広告であれば、リマーケティング広告(YDNではリターゲティング広告と呼ばれています。)のみで十分と考えているWebマーケティングの担当者様も多いかと思いますが、リマーケティング広告は、一度サイトに訪れたことのあるユーザーしかターゲティングが出来ません。つまり、広告主のウェブサイトを訪問したことのない新規のユーザーに対してアプローチすることが出来ません。サーチターゲティングであれば、新規のユーザーに効率的にアプローチすることが出来ますので、ユーザーの認知拡大を狙うにも最適な広告手法と言えます。

⇒リマーケティング広告について詳しく知りたい方はコチラを参照ください。
リマーケティング広告を正しく使うために。《リマケ広告/基礎編》

②検索連動型広告(リスティング広告)との違い

ユーザーの検索したキーワードに基づいた配信手法というと、真っ先に思いつくのが検索連動型広告(リスティング広告)であるかと思います。ここでは、検索連動型広告とサーチディスプレイ広告の違いについてみてみましょう。

・配信面

検索連動型広告:検索結果画面上の広告枠に配信することが可能です。

サーチターゲティング:ディスプレイネットワーク上の広告枠に配信することが可能です。その為、検索結果画面で検索連動型広告を目にしなかったユーザーに対しても、その先のウェブサイトで再びターゲティングすることが可能です。

当たり前のことですが、インターネットユーザーは、「検索」をするよりも、ウェブサイトの閲覧やアプリの利用などに多くの時間を充てています。サーチターゲティングを活用することで、検索連動型広告で取りこぼした、見込みのありそうなユーザーに対しても、広告を配信することが出来ます。

・リーチの範囲

検索連動型広告とディスプレイ広告を比較してみた場合、一般的にはディスプレイ広告の方が、配信量が多くなります。検索連動型広告ではユーザーの検索行動に強く依存してしまいますが、サーチターゲティングを活用すれば、検索結果画面以外でも、見込みのありそうなユーザーに対してアプローチできるため、リーチの範囲を拡大することが出来ます。

・対象となるキーワード

検索連動型広告:広告主が広告配信をしたいキーワードを任意に設定することが出来ます。

サーチターゲティングYDNのアカウント上から設定できるキーワードを選び、キーワードリストとして登録していきます。検索連動型広告では、広告のリンク先のコンテンツにないキーワードを登録するのは、好ましくありません。一方、サーチターゲティングではリンク先にコンテンツのないキーワードでも登録することが出来ます。

例えば、「保険」関連の商品を扱っているケースを考えてみると、「産婦人科」「母子手帳」などを検索したことあるユーザーは保険加入の可能性がありそうなユーザーと考えられます。これらのキーワードをキーワードリストに登録することで、保険の加入に興味関心の高そうなユーザーに対して限定して広告配信を拡張することが出来ます。

このように、サーチターゲティングを活用することで、自社の商品やサービスについて知らない潜在的な見込みユーザーにたいしても、認知拡大を狙った広告配信が出来るようになります。

③サーチターゲティングで注意すべき点

サーチターゲティングを実施すべき際に注意しなければならないのは、どのようなキーワードでもターゲティング出来るわけではないということです。

サーチターゲティングを実施するためには、まずYDNのアカウント上で、ターゲティングリストを設定する必要があります。あまりにも細かなキーワードなど、検索ボリュームの少ないキーワードはターゲティングすることが出来ません。サーチターゲティングを実施する際は、このターゲティングするキーワードが配信可能かどうかを確認する必要があります。

④サーチターゲティングを上手に運用してくために

サーチターゲティング広告では、検索連動型広告ほど細かな調整が出来るわけではありませんが、それでも、どのキーワードグループが効果に結び付いているのかというくらいは可視化しておいた方が良いでしょう。検索ボリュームの少ないキーワードを細かく分割してしまうと、配信量が伸びず、ディスプレイ広告を配信しているメリットがなくなってしまいますが、関連性の低いキーワードをまとめてしまうと、次の打つ手が分からなくなってしまいます。

例えば、先ほどの「保険」関連の商品を扱っている例で考えてみましょう。「生命保険」「火災保険」「自動車保険」などこれらのキーワードを同じキーワードリストに入れてしまうと、どのジャンルの効果が良かったのかを見ることはできません。また、広告の訴求内容もぼやけたものになってしまいます。

このような場合は、「生命保険」、「火災保険」、「自動車保険」をそれぞれ別のキーワードリストとして分けておく必要があります。ジャンルの異なるキーワードは別々のリストに登録しておいた方が良いでしょう。

また、一方で「生命保険 見積もり」と「生命保険 比較」のように意味合いの近いものを別々に登録してしまうとキーワードリストが細かすぎてしまうため対象となるユーザーが極端に減ってしまいます。その為、広告配信の配信量が伸びず、反って効果が悪化してしまうことがあります。ある程度、意味合いの近いキーワードは1つのキーワードリストにまとめておくことがおすすめです。

④まとめ

いかがでしょうか。サーチターゲティングでは拡張性の高いディスプレイ広告の特徴を活かしながら、効率的に新規ユーザーにアプローチをすることが可能です。また、サーチターゲティングは他のターゲティングメニューと組み合わせて配信することも可能です。

ディスプレイ広告で新規ユーザーを呼び込みたいと考えているが、あまりにもターゲティングが広すぎると不安と考えている場合には、是非このサーチターゲティングを試してみてください。

ディスプレイ広告について、有効なターゲティングが出来ないか不安とお悩みの際は、是非ご相談いただければと思います。